キャッツクローは、アマゾン奥地のジャングルに自生する植物です。葉の付け根から猫の爪のような形のとげが出ていることで、「猫の爪」という意味のキャッツクローという名前が付けられています。
アマゾンの先住民たちの時代から、免疫系や消化器系の病気の改善に用いられていたといわれています。 一般的には、樹皮を煮出して、茶として飲用します。 主要成分であるオキシインドール・アルカロイドという成分に、さまざまな作用が確認されています。
鎮痛・抗炎症作用と免疫力増強作用については、日本でもマウスによる実験で確認されています。人間を対象とした研究では、腰痛や神経痛に対する有用性が報告されています。
キャッツクローは、 1998年、 当時のペ ルー大統領であったフジモリ氏がペルーの珍しい農産物として日本に紹介したものの1つです。フジモリ元大統領は、ペルーでキャッツクロー保護法を制定し、栽培・育成を奨励しました。
1994年に世界保健機関(WHO)がキャッツクローを薬用植物として認定しています。
変形性関節症の痛みをやわらげる ・腰痛や神経痛、関節リウマチの症状を改善する ・免疫力を上げる
▶︎腰痛や神経痛がつらい ▶︎関節リウマチなどの関節炎がある ▶︎がんを予防したい