漢字では、大蒜と表記します。英語では、ガーリックといいます。
ニンニクは、世界各地で広く栽培され、日常的に食用されている香味料です。 ニンニクの特徴である香りは、硫黄化合物のアリシンという成分によるものです。アリシンには、強力な殺菌作用があることが知られています。
ニンニクの香りには関係のない成分であるスコルジニンは、新陳代謝を高めたり、食欲を増進させたり、免疫力が高い身体をつくったり、コレステロール値を低下させたりといった働きがあるとされています。
ニンニクには、疲労を防ぐビタミンB1が豊富に含まれ、ビタミンB1の作用効率を高めるために、アリシンやスコルジニンが有効に働いているといわれています。また生のニンニクを摂食しすぎると、腹痛や貧血を起こすおそれがあるといわれます。
古代エジプトでは、ピラミッドの建設に従事した労働者が、ニンニクを食べ、重労働をこなしていたという話があります。
殺菌作用がある ・疲労回復の効果がある ・滋養強壮の効果がある
▶︎疲労感が続く ▶︎風邪をひきやすい