EPAは、エイコサペンタエン酸の頭文字で、炭素数20、不飽和結合5のn−3系の多価不飽和脂肪酸です。青魚の脂肪に多く含まれる脂肪酸で、体内では合成できない必須脂肪酸の1つです。
EPAは、中性脂肪やコレステロールを低下させ、動脈硬化を防いだり、血栓ができるのを防いだりすることで、心筋梗塞や脳梗塞、高血圧などの病気を予防する効果があるとされています。
亜極北地帯に暮らすイヌイットは、魚やアザラシを主食とするため脂肪摂取量が多いのですが、心筋梗塞や脳梗塞などの病気が非常に少ないことから、魚に含まれるEPAが注目されるようになりました。
EPAは、血液凝固抑制作用があるので、とりすぎると出血しやすくなり、注意が必要です。
動脈硬化を予防する ・脂質異常症や虚血性心疾患、 脳卒中を予防する
サバ イワシ マグロ
▶︎動脈硬化を予防したい ▶︎中性脂肪値やコレステ ロール値を下げたい ▶︎高血圧症を予防したい