シジミは、古くから肝臓に効く食品として知られ、肝臓病の治療にも用いられてきました。シジミに含まれるタウリンやメチオニンなどの良質のたんぱく質が、弱った肝機能を修復します。
また、ビタミンB群も多く含まれ、特にビタミンB12は、酵素代謝や核酸合成に働き、肝機能を活性化します。 ビタミンB12には造血作用もあり、血液循環をよくし、貧血を予防したり、記憶力・集中力を高めたりする効果があるとされています。
水溶性のビタミンB12は、煮て調理すると煮汁に流れ出ます。このため、味噌汁などにして摂取する場合、シジミの身を食べるより煮汁を飲んだほうが、肝臓への効果は高いといえます。
よく、「二日酔いの朝には、シジミの味噌汁を飲むと効く」といわれます。
肝機能を回復、強化する ・造血作用がある ・記憶力や集中力を高める
▶︎二日酔いがつらい ▶︎貧血気味である ▶︎記憶力や集中力の低下が気になる