卵黄油とは

　卵黄油は、鶏卵の卵黄を弱火で長時間加熱・撹拌してつくられる黒色の油です。家庭でも簡単につくることができるので、昔から、心臓病や白髪、腰痛などに効く薬として、家庭療法に利用されてきました。

　卵黄10個から、30〜 50g 程度の卵黄油がとれるといわれます。方法は簡単ですが、時間は１〜２時間かかります。ただし、１度つくれば４〜５年くらいは保存・使用できるといわれています。

　細胞膜の構成成分であるリン脂質のレシチンが、さまざまな効果に関与していると考えられています。レシチンは、コレステロールが血管壁に沈着するのを防ぎ脂質代謝を活発にしたり、脳神経に関連する物質を生成するとされています。

　卵黄油には、レシチンのほかに、ビタミンA、ビタミンE、リノール酸などを多く含み、動脈硬化の予防や心臓病の改善・予防に効果があると期待されています。

効能・効果

動脈硬化を予防する・心臓病を改善、予防する・白髪を防ぐ

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