肝油は、タラやエイ、サメなどの肝臓から抽出したエキスです。脂溶性のビタミンAとビタミンDを豊富に含んでいます。 ビタミンAは、皮膚や粘膜の健康を維持・向上させる働きがあります。ビタミンDは、骨の形成に重要となる働きがありま す。
また、不飽和脂肪酸であるn−3系のEPAやDHAなども多く含まれ、血液の流れをよくしたり、体脂肪を燃焼させたりする働きが期待されます。
また、抗酸化作用があり、若返り(アンチエイジング)の効果があるとされるスクアレンを多く含む深海ザメの肝油や、 DPA(ドコサベンタエン酸)を多く含むマンボウの肝油なども、サプリメントとして用いられています。
ヘミングウェイの著書 『老人と海』には、漁師がサメの肝油を毎日コップ1杯飲むという 描写があります。 戦後の日本では、食料不足で栄養の偏りや欠乏がみられたため、学校給食の栄養補助として、ビタミン A とビ タミン D を豊富に含む肝油ドロップが配布されていました。なお、 肝油ドロップの製造・ 販売が始まったのは、 1911年です。
免疫力を上げる ・血流をよくする ・コレステロール値を下げる
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