2016.10.12

タウリンとは

　タウリンは、含流アミノ酸の一種で、魚介類に多く含まれています。人間の身体では、心臓、筋肉、脳、肺、骨髄などに存在します。必須アミノ酸ではなく、体内で合成されますが、合成できる量はわずかです。

　タウリンの交感神経抑制作用は、高血圧を改善し、脳卒中や虚血性心疾患の予防に有効であると考えられています。胆汁酸の分泌を促進し、血中のコレステロール値を減少させ、動脈硬化を予防します。また、心臓や肝臓の機能を強化する効果もあるとされています。

　タウリンは、母乳に含まれており、乳児の脳や神経の発達に欠かせない栄養素成分としても注目されています。

　アルコールを飲み過ぎると、タウリンを適切に利用する能力が低下するといわれます。飲酒の機会が多い人は、普段からタウリンを積極的に摂取するよう心がけましょう。

　タウリンは、厚生労働省が示す分類では、「専ら医薬品として使用される成分本質（原材料）」とされています。原則として、抽出物や生成物を食品に添加することは認められていません。

効能・効果

高血圧を改善する・肝臓の解毒機能を強化する・血中コレステロール値を下げる

イカ　タコ　貝類

▶︎脳卒中を予防したい ▶︎心臓や肝臓の機能を強化したい ▶︎動脈硬化を予防したい

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