アセロラは、西インド諸島原産の果実です。 アメリカで起こったビタミンCブームのときに注目され、ビタミンCを豊富に含む果実として知られるようになりました。
アセロラの果実は、生食も可能ですが、熟すとすぐに傷むため、ジュースやジャム、ゼリーに加工されて摂取することが多いです。濃縮したアセロラ果汁を成分とした製品には、栄養機能食品として販売されているものもあります。
アセロラは、強い紫外線から植物自身を守るために、大量のビタミンCを合成していると考えられています。また、抗酸化作用のあるポリフェノールも多く含みます。天然のビタミンCとポリフェノールが、メラニンの生成を抑制したり、免疫力を高めたり、ストレスへの抵抗力をつけたり、発がん物質の生成を抑制したりと、さまざまな効果が期待されています。
アセロラは、15世紀の大航海時代に、スペ イン船やイギリス船が本国に持ち帰り、世界中に広がったといわれます。日本に上陸したのは1958年のことで、 現在は、沖縄で栽培もされています。
アセロラに含まれるビタミンCは、100g中 1,700mg です。レモンに含まれるビタミンCは100g中100mg、 レモン果汁に含まれるビタミンCは100g中 50mgです。
風邪を予防する ・美肌づくりの効果がある ・抗酸化作用がある
▶︎肌を美しく保ちたい ▶︎免疫力を高めたい ▶︎ビタミン不足を補いたい