名前に「ウナギ」とつき、姿も細長くウナギに似ていますが、ウナギの仲間ではありません。無顎類という顎のない原始的な生物の一種で、古生代から存在しているといわれています。
食用となるのは、ヤツメウナギのうちカワヤツメという種類で、ウナギと同じように蒲焼きなどにして食べます。
ヤツメウナギの肝臓には、ビタミンA(レチノール)が非常に多く含まれ、ウナギの仲間の約5倍ともいわれます。ビタミンAは、粘膜や皮膚を保護する働きがあります。また、免疫力を高める効果もあります。
ヤツメウナギは、古くから、夜盲症の薬として食用されてきました。乾燥させたヤツメウナギは、漢方薬にも用いられています。 ビタミンAのほかに、ビタミンB群、不飽和脂肪酸なども多く含んでいます。
夜盲症の症状をやわらげる ・目や肌の症状を防ぐ ・免疫力を上げる
▶︎視力低下や夜盲症が気になる ▶︎肌荒れが気になる ▶︎風邪をひきやすい