ノニは、熱帯から亜熱帯の広範囲に自生する常緑の灌木です。和名では、ヤエヤマアオキといいます。高さは5〜8m程度で、緑色の硬い果実ができます。果実は、熟すにつれて黄色く柔らかくなっていきます。通常の果実は、年に1回花が咲き、花が散ると実をつけます。しかし、ノニの場合、年に3〜5回花が咲き実をつけます。1本の木や枝に、成熟の各段階の実がついていることが特徴です。黄色く熟した果実は、悪臭がします。
生育には、水はけのよい土壌、火山質や珊瑚化石からなる地質が適しているといわれます。
ノニは、中鎖脂肪酸、カリウム、ビタミンC、ビタミンA、 カロテン、リノール酸、ルチンなど、さまざまな栄養成分を含みます。ポリネシア地方では、古くから健康や美容に効果がある植物として用いられてきたといいます。ポリネシア地方では、「神様からの贈り物」とも呼ばれています。
近年は、研究などから、ノニの豊富な栄養成分が健康や美容に多くの効果を発揮することが確認され、注目されています。
ノニは、カリウムを多く含むので、腎機能障害がある場合は、血中カリウム値が高値となる可能性があります。また、肝障害との関連が疑われるという報告もあります。
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