冬虫夏草は、キノコの一種で、蛾の幼虫などの昆虫に寄生して、時期が来ると出現します。冬の間は虫の姿で、夏になるとキノコ(草)になることから、冬虫夏草と名づけられました。
冬虫夏草は、寄生する昆虫によって複数の種類があります。代表的なものは、コウモリ蛾 の幼虫に寄生するコルディセプス・シネンシスと呼ばれる種類です。
滋養強壮作用のほか、疲労の回復、病後の回復に効果があるとされています。中国では、古くから漢方薬(生薬)として用いられてきました。 咳や痰を止めるために用いられるほか、 心臓、腎臓、肝臓の症状の改善などにも用いられます。
冬虫夏草の作用は、緩やかであり、長期間服用することで効果が現れるといいます。
清朝時代に書かれた漢方医学書『本草従新』には、冬虫夏草の強壮作用が紹介されています。歴代中国王朝でも、滋養強壮、不老長寿などに効果がある高貴薬として珍重されたといわれています。
滋養強壮の効果がある ・疲労や病後の回復効果がある ・呼吸器系、循環器系の症状を改善する
▶︎体力を回復したい ▶︎呼吸器系や循環器系が弱い